ビースティ・ボーイズ 『Paul's Boutique』

アップルTV+で、ビースティ・ボーイズのドキュメンタリー映画『ビースティ・ボーイズ・ストーリー』を観た。
監督は、彼らのミュージック・ビデオを制作するなど古い付き合いのスパイク・ジョーンズ(『マルコヴィッチの穴』『her/世界でひとつの彼女』等)。



メンバーのマイク(マイクD)とアダム(アドロック)が映像を使いながら、バンドのストーリーを語っていく。
2012年に亡くなったメンバーのアダム・ヤウク(MCA)を称えるような雰囲気を強く感じさせる語りでもあった。

映画の中で、全く売れなかった2ndアルバム『ポールズ・ブティック』について言及される。
本人たちもレコード会社も大きな期待をして発売されたが、当時全く売れず、デビュー・アルバムで得た名声は急転落下する。
その2ndアルバムについて、エンディング・クレジットのあと、
ベン・スティラーなどが言及するシーンがある。
「今になって考えると、最も影響力を持ったアルバムだ」
「口では”失敗作だ”と言ってるけど」
「君は作品を誇れない自分を恥じている」
などと。

確かに発売当初は思ったほど売れなかった2ndアルバムだが、は後になって、実はあれは名盤だ!との評価になっている。
彼らの最も売れた1stの『Licensed to Ill』や、多分最も人気のある『Ill Communication』と比較するとヒップホップ色がとても強いのがこのアルバムの特色。
ダスト・ブラザーズのサンプリング・センスが光るトラックが堪らん。



カッコいい!!



めっちゃカッコいいですよねー

当時売れなかった原因は、1stアルバムからの大ヒット曲「Fight for Your Right」が楽しいはちゃめちゃパーティソングみたいに受けいられ、そのイメージからすると『ポールズ・ブティック』は洗練されたヒップ・ホップであり過ぎたからだと思う。



この曲は、この曲で盛り上がるしカッコいいし大好きだけど、随分差があるよね。
僕も当時はこの曲のイメージで彼らを見ていたので、ただのおバカグループだと思っていた。
それが実は…
なんかこれって、サザンオールスターズみたいだ。



とにかく名盤であること間違いなしの『ポールズ・ブティック』。
ビースティに興味のある方はもちろん、ヒップ・ホップ・ファンの方そしてロック・ファンの方も、まだでしたら是非一度お試しあれ!


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