THE1975 『Notes On A Conditional Form』

グレタ・トゥーンベリのメッセージがフューチャーされた「The1975」からアルバムは始まる。
英語が分からないので彼女が何を発し(彼女のこれまでの活動からある程度は想像できるが)、バンドが何を伝えたいかはよく分からない。
ただここから次の「Pepple」への流れは、がっつり掴まれてしまった。



このノイジーともいえるロック・チューン以降は、すこし様相が変わる。
全体としては、癒しのアルバムに聴こえた。
チルな感じのナンバーがあるせいだけでなく、アルバム全体からそのような感じを僕は抱いてしまう。



上手くいかない状況だったところに加え、突如やってきた新型コロナウイルス。
踏んだり蹴ったりというか、泣きっ面に蜂というか、もう散々な状態である。
定期預金解約してしまったぜ!
お上からのお助けはまだ一銭も届かず。。
強引なまでのスピードでやっつけてしまう時もあるのに、庶民の危機には超スロー。
辛いな~
厳しいな~
なんでみんな毎回毎回あんな奴らに投票するんだ?
そりゃ調子に乗るよな普通。
何やっても選挙勝つんだから。
できれば次の総理は、もう少しまともに日本語が扱える人になってもらいたい。



前作『ネット上の人間関係についての簡単な調査』がとても良かったThe1975。
楽しみにして観た、去年のサマーソニックは最高だった。
それゆえに、とても大きな期待をしていたこの新作『仮定形に関する注釈』。
当初は2019年の早い時期にリリースされるという話だった。
しかし完成が遅れたのか、発売がどんどんと伸びていき、ついに決定したように思っていたら、また延期。
そしてやっとリリース。
待ちましたよ!

The1975らしいエッセンスがいっぱい詰まっている。
しかし前作とは異なるものとなっている。
前作がエッジの上で歌っているとしたら、今作ではエッジを超えた位置に降りて歌っている感じ。
分かりやすいヒリヒリ感は前作の方がある。
だが緻密さと、暖かさでは今作だ。
マシューのちょっとイッた感じは変わらず健在。
柔らかさをまとった心地よさで一瞬騙されそうになるが、音の丸みに隠れたマシューの刺々しさはしっかりと感じられる。





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柔らかくチル感のあるポップが癒しを与えてくれる。
そしてマシューの刺々しさが刺激となって、混乱を交えた快感も伝わってくる。
このふたつが交差する。
癒されながら、反撃を試みようとする感じ。
柔らかく温もりのあるベッドで横たわりながら、明日の作戦を目論む感じとでも言えばいいんだろうか。
なんか言葉遊びみたいになってきたな。

今のところ、今年のベストアルバムです。

個人的に大変危うい状況の中、このアルバムを何度も聴くことで僕は自分を立て直そうとしているのかもしれない。


秋に彼らの雄姿(変換したら最初に”融資”が出てきた)と出会いたい。
雄姿とはちょっと違うか。
もっと危なっかしく、頼りなさげな(外見のイメージ)と形容した方が正しいかな。

無事SUPERSONICが開催されることを、強く祈ります!!



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