Apple Music 

ついに、appleが音楽ストリーミング・サービスをスタートさせた。
その名もApple Music(アップル・ミュージック)。
予想されてたように、視聴可能な楽曲は洋楽メインで、邦楽についてはサザンやミスチルなど有名どころのアーティストは軒並み聴くことが出来ない。
しかし洋楽については、これまた予想していたようにビートルズはない(ジョンやポールはある!)ものの、かなりの部分フォローできていると思う。
僕にとっては、気になっていたけどなかなか聴くことが出来なかった話題の若手アーティストがこれでほとんど聴くことができること、それが嬉しい。

僕のような中年といわれる世代で、最近の若いアーティストは全く知らん!、という人もちょっと聴いてみようかなとなって、これを機会にまた現役の音楽ファンとしてシーンに帰って来ることだってあるだろう。
もちろん今時の音楽を聴くことが良くて、古い音楽を聴くことが悪いことではない。
誤解されると嫌なので書きますが、古かろうが新しかろうが、必要なのは自分にとって素敵だなと思える音楽と出会えること。
また古い時代の音楽でも、自分が初めて聴いたのなら、自分にとってその曲は新曲である。
新しい音楽との出会いが安価で手軽にできるシステム、これを活用しない手はない!!、ということを僕は言いたいのです。
ただやはりポップ・ミュージックというのは時代の音であると思うので、新しい音楽にはいつまでも耳を傾けていたいと思う。
それと、思うのだけど、ビートルズがいつまでも世代を超えて聴き継がれているのは、彼らの音楽は今でも変わらず時代の音として鳴り響いているからではないだろうか。
だから同じ曲でも60年代に聴いたのと、2015年の今聴いたのとでは聴こえている音は違うのかもしれない、なんて思ったりする。

さてアップル・ミュージックだが、使うにはiPhoneならiOSを最新の8.4にアップデート。
PCならばiTunesを最新の12.2にアップデートすることがまず必要となる。
そして登録するだけなのだが、3か月無料であるものの無料期間の利用でも、クレジット番号もしくは無料期間終了時から発生する月額料980円分のiTunesカードの残高が必要となってくる。
詳しい使用方などはネット上に色々と紹介されているので、そちらを参照してみてください。
例えば
http://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/20150703_709834.html

で僕はアップル・ミュージックがスタートして以来毎日のように活用しているのだが、これでCDショップの存在意義ってなくなるのではないだろうかと思ってしまった。
なんだかんだ言ってもこれまではまだまだ十分にその存在価値はあったと思う。
しかし、アップル・ミュージクにはレコメンド機能があり、ユーザーの好みに即したレコメンドがいくつも用意されている。
この機能の存在は大きい。
優れたCDショップというのはレコメンドが充実していて、本来目的としていなかった音楽との出会いを提供してくれていたと思うのだが、もはやアップル・ミュージックはその機能を携えているのだ。
13年ほどCDショップで働いていた僕からすると、これはかなり悲しい現実である。
まだ邦楽のタイトルは全くもって不十分なアップル・ミュージックであるが、将来的には一部の大御所を除けばかなりのタイトルが聴けるようになるんではないだろうか。
そして日本の音楽環境はこれを機に大きく変わるんじゃないだろうかと考えている。
その結果、また音楽が人々の暮らしの中で重要な位置を占めるようになるんじゃないかと僕は思っている。
音楽が残る、それが最も重要なことである。

音楽は無料ではない!
ということでアップル・ミュージック開始数日前に、無料期間3か月分のアーティストへの使用料をアップルが支払わないということに対し異議を唱えテイラー・スウィフトが音源を提供しないと発表した。
その翌日アップルがこれを受け、無料期間中もアーティストに対して対価を支払うという方針転換を発表した。
これは大きなことだったと思う。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1506/26/news046.html

音楽はタダではない。
報酬が得られないところに才能は集まらないと思う。
CDなどパッケージより儲けは少ないかもしれないが、タダよりはいい。
減った部分は他の部分で、他のやり方で補えばいいのだ。

良い音楽が聴きたい!
なので才能ある人が音楽家を目指す環境はとても大事だと思うのだ。

ちなみにアップル・ミュージックのレコメンドで、はじめてのテイラー・スウィフトというのがあって、これを選ぶと彼女のオススメ曲がラインナップされたプレイリストを聴くことが出来る。

画像





















ちなみに僕が一番最初にアップル・ミュージックで聴いたのは、最近iTunesで電撃リリースされた、ストーンズの最新ライヴ音源。

画像




















これは現在行われているローリング・ストーンズの北米ツアー開始前に行われたウォーミングアップ・ギグのライヴ音源。
この日は、最近リイシューされた1971年の名盤『スティッキー・フィンンガーズ』収録曲を全曲プレイするというとても貴重なライヴとなった。
そこでそのライヴから『スティッキー・フィンンガーズ』収録曲だけを一枚のライヴ・アルバムとして収めリリースしたものである。
これも聴けるんですよ、ストリーミングで。
嬉しすぎる!



音楽は無料ではない!
と思うなら無料期間にストリーミングせずにiTunesで買えとおっしゃる方もいると思いますが、これは許して。
お金ないんです。。
少しなら払えます、でも…
だいたいストーンズにどれだけ使ってるか。
リイシューしたアルバムも買ってるし許してよ、お願い(誰に?)。

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僕は思うのです、日本国内でもアップル・ミュージックに限らず、一気に増えたストリーミング・サービス(AWA、LINE MUSICなど)がみんなの音楽を聴く時間を増やすだろうと。
そうなることで、今までと違った音楽でお金を儲ける方法がどんどん新たに出てくるでしょう。
そのことでトータルでは、ここ最近の低迷する音楽ビジネスを救うこととなるはずです。
その結果僕たち音楽ファンはこれからも、音楽を楽しむ人生を送れるだろうと思っています。
なので、今回のアップル・ミュージックの開始は、とても重要な出来事だと思うのです。



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この記事へのコメント

2015年07月05日 00:53
こういったサービスを利用するのはぼくは初めてなので、他との比較はできないですが、中々面白いですよね。「はじめての●●●●」って、iTunesに結構アルバムを登録しているアーティストが出てくるので、意味あるんかって気はしますけど。まぁ、でも何かと面白いです。

ストーンズ関係が充実してるので嬉しいですね。
ストーンズ、ここ何年か蔵出しが多すぎて、もう付いていけなくなりそうだったし。
早く新作を作って欲しいです。

定額制の音楽ストリーミングサービスが主流になってくると、ちょっと聴いただけで、「つまらない」とか「自分には向いていない」とか簡単に決めつけてしまう傾向が強くなりそうな気がしないでもないですけどね。聴き込んでから、だんだんその魅力に気付くことが多いブルースみたいなクセのある音楽もあるので、これからはそういう音楽はさらに隅に追いやられてしまいそう。
しかしまぁ、音楽がより身近なものになることは良いことです。
本格的に大きな変革期がやってきた感じですね。
2015年07月05日 02:02
>Okadaさん

確かに、はじめての~
は、あまり実用的ではないですね。
初めてじゃないのばかりレコメンドされますからね。

>ちょっと聴いただけで、「つまらない」とか「自分には向いていない」とか簡単に決めつけてしまう傾向が強くなりそうな気がしないでもないですけどね。

これは確かにあるかもですね。
気を付けよう!

今日一日アップルミュージック三昧でした!!
2015年07月05日 19:05
話題のAppleMusic、ちょっと覗いてみていたのですが、確かにこういうのがあると、衝動的にAmazonポチッ!みたいなことがずいぶん減るでしょうね。
新しい音楽にも古い音楽にも気軽に出会える、そのことで音楽業界が活性化するのであればそれはトータルとして悪いことではないでしょう。
iPhone以外で聴けるようになったらきっと登録しちゃうと思います。

CDで所有するのはよっぽど持っていたい価値のあるものだけになっちゃうでしょうね。そうなると、これからCDはどんどん「モノ」としての価値があるブックレット付コレクター向けアイテム、みたいな方向へいっちゃうのかなぁー。


2015年07月05日 22:59
>goldenblueさん

androidは秋以降対応のようですね。
windows PCでも使えますよ。
CDは音源以外の付加価値とセットになったものに将来はなるのだと思います。
あと周りには意外にLINE MUSICを使っている人が何人かいます。
邦楽の方が好きな人はきっとそっちの方がいいでしょうね。
運営にソニーも噛んでいるから、ソニー系の邦楽は聴けるのかな?
ジャム
2015年07月08日 08:36
音楽というのは、やたらと横に広げたくなる時期と、縦に堀り下げたくなる時期とがあるように思うのです。
ストリーミングサービスはこの横に広げたくなる時期に最適だとは思いますね。
どこかで誰かが素晴らしい音楽を鳴らしているのではないかという思いが人を虜にするのだと思います。
名盤!
2015年07月10日 00:54
>ジャムさん

アップルミュージックですが、これは横だけじゃなく縦にも有効だと思います。
これまでは縦に掘り下げるにも、もちろんお金がかかりましたがこれは安価。
全てのものが揃ってるわけではないですが、ないものは他の方法と組み合わせることで十分補完できるかと思って期待しています。
2015年10月06日 20:11
実はiTunes使用頻度が減ってます
Bandcampにそれ以下の値段で同じ音源が高音質で転がったりしてますんで
iTunesのビットレートは256kbpsですがBandcampは320kbpsにも対応していて音質からしてもそれなりに違っちゃったり
形式もMp3,FLAC,AACとあと何種類かあったり
最も有名どころはiTunesにしかないですけど若手のマイナーメジャーは結構Bandcampにも音源を出してたりします
2015年10月07日 21:49
akakadさん

Bandcampは使ったことないのでよく分からないのですが、音質が良いのならいいですね。
一度試してみたいと思います。
アップルは音質についてどう考えてるのだろう?
気になるところです。
新しいiPhoneはハイレゾ対応になって、それにともないiTunesもと予想してたんだけど、外れてしまいました。。
2015年10月14日 23:00
参考程度にこのレベルのが7ドルで購入可能
無料でフル試聴可です
ピンキリなんでもっといいのも悪いのもあります
ポップパンク系
http://antiskeptic.bandcamp.com/album/memoirs-of-a-common-man
ハードロック系
http://hammerheadaus.bandcamp.com

iTunesの音はバージョンごとに変わってますね
音の輪郭をくっきりさせるように調整されてる感じがします
しかしstoreの配信ファイルのサイズを大きくする気は多分しばらくないのではと根拠はないですが思ってます
AACだとプレイヤーによっては再生に問題が出そうなのでリッピングは念のためmp3にしてます
2015年10月16日 23:21
>akakadさん

音って難しいというか、面白いというか、何が正解なのか分からないなとずっと思っています。
アーティストがスタジオの卓の前で聴くのがきっとオリジナルな音なんでしょうけど、実際僕が聴くのはそこからかなり劣化した音、変化した音であります。
音響装置がショボイのがその大きな原因なんだけど、ショボイ装置でもそれぞれに違いがあります。
iPhoneを小さなスピーカーに挿して聴くことが日常多く、それ以外だとPCにこれまた小型のスピーカーを繋げて聴くことが多い、また外だとiPhoneをイヤホンで、これもイヤホンの種類によって随分音が変わります。ほんと随分変わります。
良い音響装置を手に入れたいけど、音楽ソフトを購入したりライヴに行くだけでもうかなり予算オーバーな毎月です。
いつか最高の音響装置で大好きな音楽を聴きまくりたいな~
2015年10月17日 18:50
私はipod classicの第4と第6世代で聞いてるのでいつサポート外になるかわからないのでアップルのファイル形式をどうにも信用しきれません
ライブラリがそろそろ90G超えそうなので大容量の携帯プレイヤーとなると選択肢も限られてくるわけでして
ヘッドホンは5000円以上1万円以内
イヤホンは1000~2500円
こんな感じのをipodに挿して壊れるまで使います
この辺の価格帯でも結構いろんな違いがあるのがわかります
スピーカーは使ってません
汎用性+高音質でmp3を320kbpsで妥協といったとこですね
あとはイコライザを使ってバランスを変えちゃいます
伝統的なparfectに低音をちょっぴりプラスしてます
そんなこんなで作り手の意識した音とはかなり別物な自分好みの音を聞いてます
各パート音の粒がそろって聞き分けられないともやもやするので
本来の音はライブで聴けばいいやという感じです
2015年10月18日 18:57
akakadさん

ライヴの音ですが、ライヴの音ほど水物だと思っています。
例えば同じ場所で3daysのライヴがあった場合、初日と3日目では、かなりの違いがあります。
同じツアーでも会場によってずいぶん違います。
また座席の位置でもかなり変わります。
そういえばずいぶん前ですが、大滝詠一がヘッドフォン・コンサートというのをやってました。
音質にこだわるなら、これってアリだなと思います。
2015年10月18日 20:21
そこまでこだわらないですよ
現場の感動と音源の感動は別物ですから
各パートが聴き分けられてミスが少なければ充分です
それにライブアレンジやインプロパートも面白いですし
スタジオ音源のミックスやマスタリングが気に入らない事がそれなりにあるので自分でいじっちゃうってだけです
2015年10月20日 23:28
akakadさん

なんにせよ音は当然ながらとても重要で、だがしかしどんなショボイ音でもいい音楽は良いし、そうでないものは、どんな音で聴いても良くは思えない。
当たり前だけど、最後はそれに尽きるのでしょうね。
でも可能な限り良い音で聴きたいですね~

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