自殺について考える ~南直哉

今上映中の『パプリカ』というアニメ映画が観たい。
とても面白そうだ。
評判も良いみたい。
アニメ好きの僕としては観ないわけにはいかない。
とはいえ、観ないといけないと思い観なかった映画は過去数え切れず。

『パプリカ』公式サイトはコチラから


アニメの話しから繋げたかったが、うまく繋げられないので下記から強引に本題へ突入!



映画『もののけ姫』のキャッチコピーは、確か

生きろ!

だったと思う。

空前の大ヒットとなったご存知宮崎駿監督によるこの映画は、他の宮崎作品とは違い気持ちのいいエンディングとはならなかった。
つまり問題提起を残したまま映画は終わる。

生きろ! というメッセージを残して。

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生きる、ということはいかにして生きるか、という問題に当然ながら突き当たる。
それは進化が人間にもたらせたとても難解な問題。
他の生物はそんなことを考えずにただ生きることを目指す。

日々よく目にする自殺のニュース。
老若男女が自らの命を捨てていく。


先日、宮崎哲弥が司会を務めるCSのTV番組にゲストで出演していた青森県恐山の院代南直哉(みなみ じきさい)という人が
「死にたいから自殺するのではなく、生きるのが嫌だから自殺するのだ」
と言っていた。
全くそのとおりだと思う。
生きるということが困難に思えるときがある。
そこで堪え切れず命を捨てるのは、客観的に見れば愚かなことであり、きっとそれは多くの場合逃避に過ぎないのかもしれない。
しかし、ついそんな選択をしてしまう可能性をほとんどの人が持っていると思う。
僕は死ぬのがとても怖いし嫌なので、自殺なんてもってのほかである。
がしかし、そんな僕でも
死んでやろうか、もう
と一瞬思うことがある。
僕は生きたいし、生きるべきだと思っているが。

南直哉は
「宗教は生きるテクニック」だと言った。
僕は宗教や宗教家が嫌いだが、この一言を聞いて彼に好感を持った。

自殺してしまう人の多くは、生きるテクニックが不足していたのだと思う。
テクニックには色んなものがある。
それは時と場合、人によって違うだろう。
そのうちの一つが宗教だというのもよく分る。
例えば、友達や音楽やマラソンや仕事などがそれにあたる場合もあるだろう。
お金をいっぱい稼ぐのも生きるテクニックの一つだと思う。
また、テクニックは色々使えた方がいい。
一つしか技を持っていなかったら、その技が通用しない状況になった時、次の手立てが必要になるから。

生きることは戦いである。
ここは戦場じゃないけれど、それでもやはり生きることは戦いだと思う。
この世に生を受けたけれど、戦うのが得意じゃない人がいる。
それでも、人は生きるべきであると僕は思う。

「答えなんて、すぐに出るものじゃない」
とも南直哉は言っていた。
そのとおりだと思う。
人は何で生まれたのか? 
人は何故生きるのか??
中には、そんな問いでさえ明確に答えを出せるシンプルな人もいる。
そして、それもまた一つの生きるテクニックかもしれない。
そんな人とは違いシンプルな考えが苦手な僕に必要なのは、答えが出ないことを受け入れることだろう。
なんでも分ろうとすることが、そもそも間違っている。
でも間違いを簡単に正すことが出来ないのも僕なのだ。
困った。。

あまりにも目にする自殺のニュースに、ついこんなことを書いてしまったけれど、とにかく周りの人に、そして自分に、生きろ! と上手く伝えたいな、と思う。

ただ死んだ方がいい、と思える人がいないわけでもない、というのも正直な気持ちだけど。


あんな奴死んだ方はいい!
という思いが自分に向かった時にも人は自殺するのかもしれない。
よく思う、死んだらええねん!
と自分に向かって。
他人に向かうよりは、いいと思う。
その思いが屈折して他人に向かうと宅間守みたいになる。
彼は、自らの手で自らの命を絶つべきだった。
何の関係もない小学生を道連れにする前に。

だんだん内容が支離滅裂?
いつものことだけど。。

とりあえず僕はまだまだ死ぬつもりはない。

でも『嫌われ松子の一生』のDVDを観たら、ちょっと死にたくなった。
映画としてはいいかもしれないけど。

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それにしても、南直哉って人面白かった。
もっと色んな話しが聞きたい。
宗教家という感じがあまりしないのもいい。
外見はどこからどう見ても坊さんだけど。
恐山に行けば会えるのか?

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ちなみに、僕の死にたくなった時の応急処置はヴァンヘイレン聴いてエアギター!

即効性ありありです。










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この記事へのコメント

2006年12月09日 19:00
TBありがとうございます。
>死にたいから自殺するのではなく、生きるのが嫌だから自殺するのだ
言っておられましたね。生と死は人間の永遠のテーマですね。僕は宗教はどーでもいいのですが、死後の世界の存在は信じています。でも自殺は反則になるとも思います。全く人間の一生とは何なんでしょうね。
2006年12月09日 19:53
検索を掛けない内から書き込みですが、南直哉って言う人、、この頃、新聞の広告で本がヤケに紹介されているので、気になっていました。

チョット本を読んで見ようか、、。

宗教に関しては、何時も自分なりの定義をブログの中で書こうかとも思っています。
それを表明したら、すごいすっきりするような気がします。
ネットをやっていると、相手の信仰などを気にしながら書いてもいます。
なるだけ否定的なことは書きたくないと思ってはいますし、自分の考えを相手に伝えたら(ネットの向こう・コメントいただく人たち)向こうも安心するような、、。

宗教はテクニックとは面白い定義だと思います。
日本人だからそういった定義も成り立つし、そういった発想を持ちえるとも、、。

自殺は、私の場合、輪廻転生を信じているので、同じ苦しみを再度体験する事になるという風に捉えてもいるので、まずしないでしょうね。
しかし、した方が楽だ、、と思えるときもあるのが人生ですね、、。

2006年12月09日 23:16
>ケンジさん

こちらこそ、コメント&TBありがとうございます。
僕は死後の世界というものはないと思っているので、だからこそ一度きりの人生をしぶとく生きたいと思っています。
ほんと、人間の一生とは何なんでしょうね。
2006年12月09日 23:23
>だいまつさん

僕は輪廻転生なんてないと思っているので、この人生を出来る限りうまく使いたいな~、と思ってます。
また宗教に関しては、基本的に僕は嫌悪しているので、結婚式や葬式などで当然のように宗教が絡むことにとても違和感があります。
ゆみ
2006年12月09日 23:24
名盤さんへ。
私にとっての死は現世では、魂の彷徨いです。ここにいつも在るかどうかがつかめないところがありました。幽体離脱したりするが幾度かあって、自分がどこかへいってしまうのではないか、それが心配です。留めるものがなんなのか、それが知識か愛か、わからないのです。でも、今日は「生きろ」ということばを拝見して、心が落ち着きました。ありがとう、おやすみなさい。
2006年12月09日 23:28
>ゆみさん

死後の世界も輪廻転生も宗教も、なんじゃらほい? の僕には魂と肉体などという概念はありません。
僕の解釈では魂とは脳であり、当然ながら脳は肉体であるからです。
あくまでも、僕の考えはですよ。
ゆみ2
2006年12月10日 11:47
お返事ありがとうございます。
>魂とは脳であり、当然ながら脳は肉体であるからです。
そうですね、当然、死は肉体の全ての停止を意味しますね。魂は5gらしいです
でも計測した結果はきっと、体内のガスが抜けたりするからだなとは薄々感じて
いますよ。笑。きっと、計った人は、定義つけて希望・ロマンを造って、天界へのつながりを求めたかったのだなとおもいます。りぼんの騎士のように。謎があるから人間は生きていけるという言葉を
何処かで知り、今思い出しました。以前掲げたことのあるLive life the full、取り戻したいと思います。↑AgeありがとうV.(問題定義があったので考えが広がりました。どうもです。m(--)mぺこり。
担当の者です!
2006年12月10日 22:39
こないだはありがとうございました!ようやく風邪も…、といいたいとこなんですが、まだ咳きがとまりません!なんだかノロウイルスとかはやってるみたいですねェ…気をつけねば!!という感じです。
死後の世界…、奥が深い対談ですねぇ。私は死後の世界はあるとおもいますが、今はこの世に生まれてきたのだから、いかに幸せに生きていくかの方が大切だと思います。こっちの方が奥が深くて難しいのですが…!深みのある30代めざして頑張ります(笑)!
2006年12月10日 23:43
>ゆみさん

リボンの騎士はアニメ観てたんですけど、よく覚えてないんですよね。
画は思い浮かぶのですが。
2006年12月10日 23:48
>担当の者です!さん

ノロウイルス猛威を振るってるようですね。やはり、うがいと手洗いでしょうか。

>いかに幸せに生きていくかの方が大切だと思います。こっちの方が奥が深くて難しいのですが

全く同感です。

では風邪、早く治してくださいね。
りんだ
2006年12月11日 14:41
こんにちは
はじめまして朝日ニュースターを見た影響で「老師と少年」を買ってきて読みました。難しい内容です。


>そんな人とは違いシンプルな考えが苦手な僕に必要なのは、答えが出ないことを受け入れることだろう。
なんでも分ろうとすることが、そもそも間違っている。
でも間違いを簡単に正すことが出来ないのも僕なのだ。
困った。。

と書かれてますがこれと似たような内容を最初の夜に少年が老師に問うています。

「なんでも分ろうとすることが、そもそも間違っている。」と書かれていますが「答えなんて、すぐに出るものじゃない」と言うのも一つの考え方です。

この本読んだら本当に「答えなんて、すぐに出るものじゃない」と思いました。

まだ2度しか読んでないので何度も呼んで行くと受け取り方も換わるかも分かりません。

失礼しました。
2006年12月11日 22:17
 こんばんは、はじめまして…ではなく1ヶ月ほど前にトラックバックして頂いたあきらと言います。遅ればせながら、初コメントとさせて頂きます。

 僕自身、軽度のうつ病にかかり、自分の足で精神病院に行き、入院を直訴した経験があります。
 当時は本当に何もかもから逃れたかった。いや、誰かに寄り添っていて欲しかったというべきか―。幾度も裏切られ、人間不信になってなっていた僕も、そこそこ回復し自殺願望も和らいできました。

 それでもまだまだ弱い『ただの一人の人間』に変わりはありませんが。

 僕もブログを書き記し始めた頃はダークな内容が主でしたが、基本的には大の音楽ファンです。名盤!さんと趣味が被るトコロも多いようです。最近では特にうつ症状っぽい記事はなくなりました。お時間があるとき、宜しければ僕のブログへも是非お越し下さい。
2006年12月11日 22:26
 追記です。

 ELLEGARDEN 『SALAMANDER』の記事を今、観させて頂きました!僕もこの曲に打ちのめされ、今ではとってもお気に入りのBANDになりました!
2006年12月12日 00:04
>りんださん

僕も読んでみたいと思ってるんですが、番組の中で「ストレスがたまる本」だと言われるという発言してましたよね。
だから、最近不調なので今読んでよいものかと悩み中です。
2006年12月12日 00:11
>あきらさん

最近の僕のブログはややダーク傾向にあるようです。
誰かに裏切られて人間不信ということはありませんが、自分自身に対する不信感というか失望感みたいなものがあるんですよね。
自分がだいそれた人間だと思っていたわけではないですが、考えてた以上にダメな奴だということに気付き、まだそれにうまく対応できていないという感じです。
ブログ、このあと早速お邪魔させてもらいます。
よろしくです。
2007年01月19日 23:52
「死にたいから自殺するのではなく、生きるのが嫌だから自殺するのだ」確かにその通りです。生きているのがつらく苦しいのです。明日と言う一日を迎えるのが怖い。どうせ明日もつらく苦しい一日に違いないのだ、という思い。そんな思いを拭い去ってもらいたいけれど、自分しか解決できる人はいないのだろう。考えても考えても答えは見つからない。死ぬまで答えは見つからないんじゃないか。死んでも見つからないかも知れない。そんなこと考える毎日です。
2007年01月21日 18:32
>FECさん

僕も死ぬまで答えは見つからないと思います。
でも答えを見つけようとすることはなにかしら後になって役立つことではないかと思っています。
だから僕は答えを見つけようと考えることを続けたいと思います。
考えないでおこうと思っても、どうせ考えちゃいますしね。
明日が怖いというのは、僕も同感です。

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