桑田佳祐 『I LOVE YOU -now & forever-』

僕はサザンオールスターズの大ファンで、もちろん桑田佳祐の大ファンでもある。
桑田佳祐こそが、日本のポップミュージック・シーン最大の才能だと思っている。
今すぐ国民栄誉賞をもらっても文句言う人は少ないのではないか。
そんな桑田佳祐が夏にベストアルバムを出した。
新曲も入っていた。
でも僕は購入しなかった。
お金がないということもあったけど、その時期に他のCDを買ったりもしてる。
なので理由は、魅力を感じなかったという事。
ベスト盤ということでほとんどの曲はオリジナルのCDとして所有している。
新曲はネットで聴いたけど、まぁまぁな最近の桑田節という感じで特に魅かれなかったし(いい曲ですが)、話題の「Kissin’Christmas(クリスマスだからじゃない)」は大好きな曲だけど、テレビでみんなで歌ったやつほど良いとは思えなかった。
一人で歌うのでもいいのだが、どうせなら、新録してくれたら良かったのにな~、と思っている。
曲や歌詞はたまらなく素敵なんだから。


で、昨日このアルバムをレンタルしてきた。

I LOVE YOU -now & forever-I LOVE YOU -now & forever-
桑田佳祐

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通して聴いてみた。

ここ数年の曲は80年代や90年代の曲と比べると、正直鋭さに欠けるというか、刺激が足りない。
しかし聴いているととても気持ちよく、ついつい口ずさんでしまう。
そして人生の経験を重ねてきた人の温かみのようなものを感じる。
近年の楽曲では、「明日晴れるかな」なんて思わず涙があふれてしまう。




聴き終わっての感想は、

やはり、桑田佳祐のアルバムはすべてが名曲集である!

ということ。

ただ温かみのある深い歌詞は、10代や20代の人には届かないかもしれない。
サウンドも若者には刺激が少なすぎると思う。
別に若者を対象にする必要はないのかもしれないが。




サザンや桑田佳祐のライヴ会場に行けば僕と同世代か、それ以上の人たちがほとんどである。
その場景が、僕には少し寂しく感じられる。
大人たちが現状を慰めあい、日常の不満を解消させるために騒ぐ、
近年はそんなためだけのライヴ会場になってる気がする。
思い出してほしい、僕たちファンは、時代を切り裂くようなサザンや桑田佳祐の音楽が好きだったはずではなかったのか!?

今さら桑田佳祐に新しく刺激的なものを求めるってのは、ダメなことなんだろうか?




次作では、初のソロアルバム『Keisuke Kuwata』で小林武史をプロデューサーとして起用したように、才能あふれる新たなプロデューサーを迎えてみてはどうだろうか。
なんか今のままだと、次作も想像できるし、実際にその想像の範疇の作品になるのではないだろうか。
もちろんいい曲はいっぱいだと思う。
でも、いい曲だけでは満足できないのが、桑田ファンだと思うのです。
だって3割打っても、イチローだと物足りなく感じるものでしょう。
やっぱり桑田佳祐は特別な存在で、ファンとしてはいつまでも特別なものを求めてしまう。
しまうのですよ、桑田さん。
ファンって身勝手ですが、でも知ってますよねそんなこと。
期待しています、ずっとずっと!!






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