井上陽水『魔力』

キース・リチャーズの公式自伝『LIFE』が発売された。
といっても、それは海外での話。
英語が分からない僕は、日本で翻訳版が発売される、来年2月(予定)まで読むことは出来ない。

さてそのキースだが、今年の誕生日(12月18日)を迎えれば67歳である。
60年代からは想像もつかない変貌ぶりの、ルックス。
残念ながら(と思えるのは、僕が人生がなんたるかを分かってないからかもしれないが)、間違いなくそれは老いである。
ただこの老いたイギリス人がひとたびギターを持てば、(40年前と変らず)そこから奏でる音で世界中の老若男女に魔力をかけてしまうのも事実。
老いってなんだ?
別にV.J.の記事に触発されたわけではないが。
キースの顔に深く刻まれた皺を見るたびに、そんなことを考えてしまう。


日本にも60歳を超えた素晴らしい、現役ミュージシャンがいる。

井上陽水だ。

先日CD屋で何気に試聴してみたら、いやに良かったので思わず衝動買いしてしまった。

井上陽水の4年ぶりとなる、オリジナルアルバム『魔力』を。
彼は今62歳。
でもその声は艶やか。
素晴らしいものがある。
曲もいい。
へんてこな歌詞は、相変わらず天才的だ。


魔力魔力
井上陽水

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ドーン ゲッ ミィー ロ~ン ♪(プリテンダーズ)

と歌いたくなるようなイントロの資生堂CM曲「Love Rainbow」のポップさは心地よく、1曲目の「目覚めない夢」やラストの「LOVE LILA」の語るような歌声には胸を打たれる。



62歳まで自分が生きていたら、井上陽水にとっての歌のような、魔力を身につけていたいと思う。
もちろん陽水はそれを若い時から手にしているのだが。


僕が陽水の魅力に気づいたのは「氷の世界」を聴いた時。
この曲は、(多くの人も指摘しているが)日本を代表するファンキー・チューンだと思う。




「最後のニュース」も初めて聴いた時は衝撃的だった。




大人のファンが多い井上陽水である。
これだけ長いキャリアだから当然だが、10代の人たちにもっとライヴを見て欲しい。
10代だとチケット安くなる、とかしませんか?、陽水さん。



ちなみにキース『LIFE』の洋書。英語が読める方は是非。

Life: Keith RichardsLife: Keith Richards
Keith Richards

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