高宮マキ新作

今日僕は大きなかばんを持って電車に乗っていたのだが、降りる一つ前の駅を発車する時、何と扉が挟んでしまったのだ。
僕のかばんの端のほうを。

えっ!?

引っ張ってみた。
でも挟まれた部分はそのまま。

マジっ!?

電車は僕が降りるべき駅に着いた。
開く扉は、僕のかばんを挟んだ方とは逆の扉。
基本的に扉は、僕のかばんを挟んだ進行方向に向かって右側ではなく、左側が開く。
使い古されたギャグのようなことを平気でやってしまった。

まるで笑えない。。

でも実はよくあるのだ。
僕にはこういうことが。

冴えない奴である、全く。

もしかしたら、このまま終着駅まで行ってしまわなければならないかも。
僕はそう覚悟した。


しかし、本来降りるべき駅の次の駅で両側の扉が開いたのだ。
この駅は電車の乗り継ぎの利便性の問題から両側の扉を開けているようだ。

助かった。

でもとてもおちょくられたような気がして腹が立った。
また、いつもながらにしょぼくてダサい自分が情けなくなったりした。

嫌な感じだ。
こうやって、僕はいつも見えない何かにバカにされている。
いい加減にしてくれないか。



さて週末、待ちに待った高宮マキのニューアルバムを購入した。
約3年ぶりとなるこの新作は前作までとは違い(以前は東芝EMI)インディーレーベルからのリリース。
プロモーションがあまり行き届いていないであろう情況がファンとして寂しいな~、なんてちょぴり思ったりもする。
だって店に行っても大きな商品展開されてないのだから。





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それはさておき、待望の新作を僕は何度も聴いてみた。
9曲入りということで、繰り返し聴くには丁度いい。
一度目、二度目、三度目と聴く度ごとに表情を変えてくる。
もしこのアルバムがインディーズからのリリースということで、限られた少数の人たちの耳にしか届かないとすれば、それはとても不幸なことである。
つまり、それぐらい素敵なアルバムということなのだ、この新作は。

僕が彼女を知ったのは2003年に発売されたデビュー作『鳥籠の中』を聴いたのが最初。

鳥籠の中      (CCCD)鳥籠の中 (CCCD)
高宮マキ クマ原田

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この年僕が最も気に入った邦楽アルバムはこれだった。
ライヴも観に行った。
CDと変わらず魅力的なヴォーカルに魅了された(CDでは素敵なヴォーカルなのにライヴだと、あれっ違う、なんて人は多い)。
しかし翌年2ndアルバムを発表して以降しばらくリリースがなかった。
寂しかった。
だって約3年だ。
でも待ったかいがあったと思える素晴らしい出来のニューアルバムになったので、僕は充分満足している。
それになんだか嬉しい気分でもある。


アルバムの中身についてだが、特筆すべきは3曲のカヴァー曲が収録されていることだ。
中でも「オーバー・ザ・レインボウ」と「ロック・ウィズ・ユー」は珠玉の出来である。
またオリジナル曲ではアップテンポな「愛の扉」とメロウな「オーシャン・スカイ」がたまらなく良い。
メロディと歌声、そしてセンスのいいアレンジが最高だ。
アルバム・プロデュースはクマ原田。
ロンドン在住の彼は、確かミック・テイラーのソロアルバムに参加していたし、来日公演の際もベーシストとしてミック・テイラーとステージに立っている、知る人ぞ知る著名アーティスト。

素晴らしい歌声で表現される独特の世界観がたまらない。
多くの音楽ファンに、ぜひぜひチェックしてみて欲しいアーティスト高宮マキ。
聴いて損はないと思いますぜ、皆の衆!

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