サザンオールスターズ『KAMAKURA』

フラっとレンタル屋に行ってブラブラ。
特に借りたいものも無かったのだが、CDコーナーのサザンのところでなんとなく立ち止まる。
サザンの大ファンである僕だが、実はCDは半分ぐらいしか持っていない。
レコード時代のアルバムで持っているのは『NUDE MAN』と『人気者で行こう』だけ。
というわけで、『KAMAKURA』を借りることにした。

KAMAKURAKAMAKURA
サザンオールスターズ 桑田佳祐 藤井丈司


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このアルバムはもちろんサザンの代表作であるし僕も好きだったが、『NUDE MAN』『人気者で行こう』の方が優先順位が上だったのでこれまでCDを購入することがないまま来てしまった。
とはいえ85年の発売からこれまでレコードやカセットテープで何度も聴いてきたので、全曲すぐに頭の中で鳴らすことは出来る。
それだからこそ、これまでCDを購入せずに来たともいえる。

借りてきて早速CDをプレイヤーに入れ再生。
かれこれ何年ぶりだろう『KAMAKURA』を聴くのは。
もしかしたら10年近く聴いてなかったかもしれない(大ファンですが)。

当時も話題になった、このアルバムを象徴するような「Computer Children」がオープニング。
これが今聴いてもカッコいいのだ。
久々に聴いて、ちょっと驚いた。
こんなにダイナミズムにあふれた曲だったっけ!?

前作『人気者で行こう』でコンピューターを導入したレコーディングを行い成功させたサザンだが、今作でさらにそれに磨きをかけたサウンド作りを行っている。
アルバム発売当時、僕はその玄人っぽい完成度の高いサウンドは凄いと思ったが、それまでの元気良さがその分失われたような感じがしていた。
でも今こうして聴いてみると全然そんなことはない。
充分弾けているじゃないか!!

そして何年かぶりに、一通り聴いた感想は


大傑作だぁ、これは!!



自らの20年遅れの感性に、かなり落胆。。


この頃サザンは人気・実力ともトップだった。
シーンのトップを走り、街行くほとんどの車の中では『KAMAKURA』が流れていた(と思う)。
売上枚数なら今のサザンの方が上のようだが、明らかに当時の方が影響力は大きかったと思う。
つまり旬だったのだ。

今でもサザンの音楽は素敵だ。
しかし久々に聴いた『KAMAKURA』には脱帽してしまった。
本来ならリアルタイムでもっと興奮出来たはずなのに、それが出来なかった感性の鈍い自分が不甲斐ない。
やっぱりミュージシャンは特別な人なのよね。
今さらながらに。


『KAMAKURA』全曲まるまる演るようなライヴしてくれないかな~、なんて思った。
とってもスリリングなライヴになるような気がするのだけど。
(最近のサザンのライヴはちょっとスリリングさに欠けるから。。)


NUDE MANNUDE MAN
サザンオールスターズ 桑田佳祐


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人気者で行こう人気者で行こう
サザンオールスターズ 桑田佳祐 矢口博康


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『KAMAKURA』発売から20年以上が過ぎ、未だ日本の音楽シーンにサザンを超えるアーティストは登場していない。
登場していない以上、僕はこれからもサザンにすがって行くことになるだろう。
それは日本のある年齢以上の多くの人たちが、未だ長嶋茂雄にすがっているのと同じようなものなのかもしれない。
(ちなみに僕は王貞治世代)

支えが必要なのだよ、僕ら普通の人々には。
その支えを受けとめる代わりに、彼らは莫大な報酬を手にするのである。

社会とはそういう風にして成り立っているのだ。

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