ホテル・ルワンダ

『ホテル・ルワンダ』という映画を観た。
この映画は、2004年にアメリカで公開され評判となり、『ミリオンダラー・ベイビー』や『アビエイター』等と共にアカデミー賞主要3部門にノミネートされた作品だ。
しかし、採算性を疑問視され日本での配給は決まらなかった。
署名活動などで日本公開に尽力した『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会によると、アカデミー賞ノミネートにより売り手側の提示額が高く、日本の配給会社が興味は持ちつつも契約には至らなかったようだ、とのこと。

確かにエンターテイメント性は高くない。
主演のドン・チードルも、映画ファン以外には名を知られていない。
僕には、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ブギーナイツ』(これは傑作!)での彼がとても印象的だったが。
有名どころではホテルを経営する会社の社長役で、ジャン・レノが出演しているが登場回数は少ない。
あとは国連維持軍の大佐役ニック・ノルティぐらいが、日本で馴染みの顔。
でも採算は取れそうだけどな、上手く宣伝すれば。
よっぽど売り手側の提示額が高かったのかなぁ。


さて映画の中身だが、これは’94年にアフリカのルワンダで実際に起こった内紛による大量虐殺を描いた作品。
主人公のホテル支配人は実在の人物である。

ルワンダ紛争(ウィキペディア)


画像















ストーリー:

’94年、ルワンダのフツ族がツチ族の虐殺を始める。
主人公で高級ホテルの支配人ポールは近所のツチ族を、そのホテルに避難させる。
ポールはフツ族。ポールの妻はツチ族。
ホテルには海外からの宿泊客やジャーナリストもいる。
虐殺が進む中、ヨーロッパやアメリカなど先進国は自国民を退去させる。
援助の手はここまでだった。
ホテルを守ってくれるのは、平和維持軍の4名のみ。
しかも彼らは発砲できない。
現地の人々は殺戮の現場に取り残された。
ホテルに避難しているツチ族は、このとき1200人にまで膨れあがっていた。
死の恐怖の中、ポールは自分に出来る限りの手を尽くし家族らを守ろうとする。

予告編はコチラ


これは’94年の出来事である。
この10年後の2004年、またしてもアフリカのダルフール地方で大量虐殺を伴う紛争が起きている。

ダルフール紛争(ウィキペディア)



殺し合いをすることで儲ける奴らがいるのだ。
そして、そいつらは絶対に殺し合いの現場にはいない。
これまで戦争など殺戮を描いた映画はいくつもあった。
それでも、戦争や殺戮は今も続いている。


『ホテル・ルワンダ』主人公のモデルとなったポール・ルセサバギナ氏講演(PDFファイル)

ポール・ルセサバギナ氏の発言に対する、在日ルワンダ大使館エミール・ルワマシラボ閣下のコメント(Wordファイル)



映画のエンディングで流れてたワイクリフ・ジョン(フージーズ)の曲がとても良かった。

映画とは関係ないけど、先ごろ報道されたフージーズの活動再開が楽しみだ。


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