サザンオールスターズ『キラーストリート』

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東大出の関東出身サザンファンYが、以前僕に言った。
「江ノ島や茅ヶ崎を知らないで、ほんとのサザンの良さが分かるわけない」と。
それからしばらくして、東京に行く用事があったので、ついでに江ノ島・茅ヶ崎にも行ってきた。
そして帰ってきてから、Yの言葉を思い返しサザンを聴いてみた。
サザンの音楽は以前と変わらず、とても素晴らしかった。
自分が行ったことがある場所とか、知ってる場所が歌に出てきたからといって、音楽の風景は変わらないのだ。
確かに思い出を刺激して琴線を増幅させることはあるとは思うが、優れた音楽とはもっと普遍的なものだ。
大体、サザンの音楽は、そんな事には左右される程、やわな音楽ではない。


さて、サザンのオリジナルとしては7年ぶりとなる2枚組アルバム『キラーストリート』を、買ってから何度もじっくり聴いてみた。
2枚組ってだけで、勝手に傑作を期待していたが、残念ながら傑作とは呼べないと思った。
それでも大好きな曲はいくつもある。

「セイシェル ~海の聖者~」
90年代以降の得意のパターンだが、とても完成度が高い。

「彩 ~aja~」
シングルで聴いた時は、イマイチだなぁと思ったが、アルバムで聴くと凄くいい歌。

「ロックンロール・スーパーマン ~Rock’n Roll Superman~」
メロディーが素敵。今なお桑田佳祐は日本屈指のソングライターだ。

「LONELY WOMAN」
最近のサザン、って感じの曲。優しい大人のポップス。心地良い。

「限りなき永遠の愛」
ジョン・レノン的なバラード。悲しいメロディーが痛い。

「ごめんよ僕が馬鹿だった」
初期のサザンを思い起こさせる曲。初期の頃のメロディーが好きな人には最高の1曲。

「八月の詩(セレナード)」
60s風。夏の海岸線を、ドライヴする風景が浮かぶ。エアコンでなく窓全開のイメージ。

「愛と欲望の日々」
グルーヴ感が好き。ストーンズがカヴァーした「ハーレム・シャッフル」が思い出されて仕方ないが、出来がいいから気にしない。

「リボンの騎士」
原坊ヴォーカル曲。原坊が歌う曲は、ほとんどが名曲。

とまぁこんな感じです。
傑作ではないけど、買って損なし。

大人向けです。


キラーストリート (初回限定盤DVD付)
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