ジョニ・ミッチェル『For The Roses』

今月号のロッキングオンがジョニ・ミッチェルの大特集をしていた。
ジョニ・ミッチェルの大ファンかといえば、そうでもないのだが、もちろん彼女の素晴らしさは承知している。
アルバムだっていくつか持っている。
というわけで手に取ったロッキングオン。
まずこの表紙が良い!


ロッキングオン4月号(amazon)

多分若者は音楽雑誌なんて買わないのだろう、ジョニ・ミッチェル以外もベテランアーティストの記事が多数。
ビリー・アイリッシュは載っているが、明らかに読者の対象は中年以上だな、などと思いつつジョニ・ミッチェル特集の力の入った内容にも惹かれつい購入してしまった。
年間ベストアルバムの号と、ストーンズ特集以外は買っていなかったのに。

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というわけで今日はジョニ・ミッチェルの1972年発表のアルバム『バラにおくる』について。
1971年に発表された『ブルー』は超名盤として音楽史に残るポジションを得ているが、その『ブルー』の翌年に発売されたのが『バラにおくる』。
このアルバムでは、トム・スコットのサックスなど次作以降のジャズ的なアプローチへの転換期を感じさせるサウンドも聴かせてくれる。
彼女の変幻時代なヴォーカル(メロディ)は、ここでも健在。
基本的にはフォーク・ロック的な佇まいの作品だが、新たな変化ともうまく融合している心地よいアルバム。
僕は『ブルー』よりも聴く機会が多い。
『ブルー』よりポップだし、聴きやすくもある。
歌詞の内容は、ポップという感じではないのだけど。



シングルヒットとなった「恋するラジオ」(You Turn Me On, I'm a Radio)は、レコード会社からラジオ向けの曲を書いてくれと言われ、それに応え皮肉を込めてこの曲を作った。
そしてそれが見事にヒットしてしまうという、なかなかですよジョニ・ミッチェルという人は。



昨年のテイラー・スウィフトの2枚の傑作アルバムが、新たなフォーク(?)の波を大きくうねらせているように感じるが、そこへの影響も少なからずあるであろうジョニ・ミッチェル。
ロッキングオンの特集を読みながら、久々に聴きまくるジョニ・ミッチェル。
良いな~





ジョニ・ミッチェル『バラにおくる』(amazon)


コロナ過は、コロナだけではなくこの国のその他の問題を浮き彫りにしている。
まだまだ問題は浮かび上がってくるだろう。
コロナが収まってからも、大変な時代になるだろうなと感じる。
残りの人生あんまりいいことないかも、などと思いながらジョニ・ミッチェルを聴くと、それも特にフォーク調のものを聴くと、なんとも言えない気持ちになってしまう。




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