マック・ミラー 『Circles』

世知辛さが増す昨今でございますね。
嫌になってきます。
フジロックやスーパーソニックは無事開催できるんだろうか?
あまり楽しい未来が期待できない気分です。

さて今日は、マック・ミラーの最新アルバム『Circles』について。

マック・ミラーはすでに亡くなっている。
2018年9月のこと。
26歳だった。
薬物などのオーバードーズが要因だと言われている。

このアルバムは、マック・ミラーが生前、前作『Swimming』と対になるべく制作を始めていたもの。
それを、彼の死後プロデューサーのジョン・ブライオンが完成させた。



僕は、こういうよくある、アーティストの死後に残された音源を基に作品を完成させることに若干の違和感をもっている。
どれくらいの割合で残された音源を使ってるのかにもよるけど、その作品を亡くなってしまったアーティスト名義でリリースすることってどうなんだろうか?
と思うのだ。
リリースするにしても、名義に工夫するとかあっていいと思う。
契約の問題や、ビジネス上の都合もあるんだろうけど。
このアルバムにしても、マック・ミラーが生きていたらこのような内容、もしくはこれに近いような形でリリースされたんだろうか?、と思わずにはいられない。
マイケル・ジャクソンの死後にリリースされた、彼名義のアルバムを聴いたとき特にそのようなことを感じた。
また生前インターネット上での作品の発表に否定的だったプリンスの死後、インターネット上での様々な作品が公式に見聞きできるようななった状況には、非常に複雑である。
複雑というのは、ファンとしてアップされたものは喜んで見聞きしてしまうからである。



だがそんな背景のことは置いといてこのアルバムを聴くと、これがとても良いのだ。
メロディアスで、まるで歌のようなマック・ミラーのラップは心地よくなめらかに滑り込んでくる。
素晴らしかった前作『Swimming』は、もう少し華やかだったが、今作ではもっとパーソナルな感じの響きを感じる。
音数を抑えることで、マック・ミラーがより近くに感じられるのかもしれない。
これは、ジョン・オブライオンのプロデューサーとしての手腕と言えるだろう。





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もっと彼の作品を聴きたかった
強くそう思わずにはいられないラスト・アルバム。

とても残念です。



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