グラミー賞 2019

今日は朝からWOWOWで第61回グラミー賞授賞式を観ていた。
例年月曜日の朝に生中継されるグラミーだが、今年は祝日ということで日本でも観た人は多いんじゃないだろうか。
夜にも再放送あるし、そちらは字幕付きだからそれでいいという人も多いんだろうけど。

昨年は、女性アーティストや黒人アーティスト(というよりヒップ・ホップというジャンルに対してか?)のノミネートや受賞の少なさが大きな批判を浴び(以前からもあったことだが)、それに対しての変化が感じられるものとなるかということが注目されていた。
元々保守的なグラミー賞。
アカデミー賞もそうであるが、こういう賞は投票者に若い人が少ないようなのでどうしてもそうなってしまうのだろう。
きっと人種的にも白人が多く、性別的にも女性が少ないんだろうな。
なので現実のシーンを表した結果にならないのが常である。

対策のひとつとして今回は主要部門にノミネートされるアーティストの数が5組から8組に増えている。
より多様なアーティストにチャンスを与えるということを表したかったのだろう。
また、ホスト(司会者)にはアリシア・キーズ。
黒人女性である。
女性のホストは14年ぶりとのこと。

授賞式は、カミラ・カベロとリッキー・マーティンによる「ハバナ」で始まる。
この幕開けも多様性のアピールということなのかもしれない。
華やかでいい感じだった。

この曲好きだ。
踊りたくなる。



他にも多数のアーティストがパフォーマンスを行ったが、個人的に特に良かったと思ったのは、ジェニファー・ロペスによるモータウン・メドレー。
それと、ダイアナ・ロス。
まだあんなにちゃんと歌えるんだと思った。
全然現役。
もうすぐ75歳だというのに凄い!

さて注目の受賞者(作)だが、主要4部門は以下の通り

●アルバム・オブ・ザ・イヤー
ケイシー・マスグレイヴス『Golden Hour』

●レコード・オブ・ザ・イヤー(パフォーマーやプロデューサー、エンジニアに贈られる賞)
チャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」


●ソング・オブ・ザ・イヤー(作家に贈られる賞)
チャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」

●最優秀ニュー・アーティスト
デュア・リパ

計8部門にノミネートされていたケンドリック・ラマーは今年も主要部門での受賞はなく、最優秀ラップ・パフォーマンスの一部門のみの受賞となった。

主要2部門で、チャイルディッシュ・ガンビーノの曲が受賞したのは驚いた。
思わずテレビの画面に向けて「おっ!」と声を上げてしまった。
もちろん昨年大きな話題となった曲なんだけど、グラミー向きではないと思っていたから。
この2部門でヒップ・ホップ曲が受賞したのは確か初だと思う。
とてもメッセージ性の強い曲で、政治性のある曲であるが、こういう曲がヒットするだけでなくグラミー賞をとってしまうという現実に、以前日本の音楽ファンの間においてネット上で論争になった、”音楽に政治を持ち込むのは是か非か?”なんて話が実にバカバカしく感じられる。
洋楽をずっと聴いている人だと、同じように感じる人が多いんではないだろうか。
政治的なメッセージを含んだヒット曲があまりにもたくさんあるからだ。




この曲はYOUTUBEでMVを観たのが最初だった。
もちろん曲も良いのだが、歌詞の意味が分からない僕にはこの映像の衝撃が大きかった。
英語が分かる人でも、この映像の衝撃は大きかったんじゃないだろうか(もしかしたらより大きい?)。
 
ちなみにこの映像の監督はアメリカ在住の日本人(アメリカ国籍という情報も)のヒロ・ムライ。
今回のグラミー賞では、この曲で最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞している。

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僕の予想では(願望も入れて)、ケンドリック・ラマーがこれら2部門を獲ると思っていたので残念だが、「ディス・イズ・アメリカ」が受賞したのは、それはそれで喜ばしい結果。




アルバム・オブ・ザ・イヤーがケイシー・マスグレイヴスだったのは予想どうり。
カントリーというのがグラミー的だし、何より内容が凄く良い。
かなりの名盤だと思います、このアルバム。
個人的には2018年のベストアルバム第3位です。




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というわけで今年も終わったグラミー賞ですが、毎年観て思うことは、ただの盛大な音楽業界のお祭りであり、テレビ的であるんだけど、そこからは参加者たちの音楽愛がしっかり感じられるということ。
そこが凄い好きだ。
比較するのもどうかと思うが、あえて言うと、それは日本のレコード大賞からは全く感じられない。


さぁ来月はアカデミー賞。
の映画気になってます。




試写会応募したけど、ハズレた。。







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