甲斐よしひろとホワイトカラーエグゼンプション

来年の国会でホワイトカラー・エグゼンプションという制度が確立される可能性がある。
ホワイトカラー・エグゼンプションとは、労働時間という概念をなくし、純粋に成果に応じて、賃金を支払う仕組みで、対象となる社員は労基法で定められた「1日8時間・週40時間」の法定労働時間を超えても残業代はいっさい支払われなくなくなる。
ますます企業側が儲かる仕組みが出来ようとしている。
けしからんな~、と思ったのだが、よく考えれば僕には関係のない話し。
何故なら、そもそも残業代なんてもらったことがないから。

とはいえ、この制度が出来たら労働時間が増し収入は減る、という人がたくさん出現することになるだろう。
ますます少子化進むでー
そこまで考えてるのか政府は。

経済界に弱いからな~

銀行は税金払えよな~



さて、甲斐よしひろが来年2月に『10 Stories』と題されたニューアルバムを発表する。
内容はカバーアルバム。
カバーされる楽曲に驚いた。
90年代以降のあまりにも有名な名曲ばかりが選曲されているのだ。

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【収録曲 (オリジナルアーティスト)】

01. 今宵の月のように (エレファントカシマシ)
02. 歌舞伎町の女王 (椎名林檎)
03. くるみ (Mr.Children)
04. ハナミズキ (一青窈)
05. 夜空ノムコウ (スガシカオ)
06. 接吻 KISS (オリジナル・ラヴ)
07. 恋しくて (BEGIN)
08. 色彩のブルース (EGO‐WRAPPIN’)
09. すばらしい日々 (ユニコーン)
10. Swallowtail Butterfly~あいのうた (YEN TOWN BAND)

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ここまで人気のある曲ばかりだと、大きなリスクを伴なう。
有名曲の場合、原曲のイメージが強すぎて聴いてる方がうまく噛み砕けなかったり、まっすぐ受けとめられなかったりするからだ。
そのため通常カバーアルバムの場合、有名な曲を入れつつも、あまり知られてない隠れた名曲的なものも選んだりする。
あまり知られてない曲だと、何気にセンスの良さをアピールすることも出来たりするし。

いい曲と甲斐よしひろの優れたヴォーカルにより、ある程度以上の作品に仕上がることは間違いないと思っているが、それだけでは素晴らしいカラオケ・アルバムで終わってしまう危険性もある。
昔、甲斐よしひろは自身がDJをしていた「サウンドストリート」という番組で“カラオケ大会”と称し、自分の好きな曲をカバーして歌うという企画をやっていた。
あの企画は好きだったけど、あれはあくまでもラジオ番組内での企画。
“カラオケ大会”の延長のような安易なアルバムでないことを祈りたい。
そうだとしても、それなりに聴かせてしまう力があるだけに余計不安なのだ。


それにしてもこの選曲、僕が大好きな曲が何曲も入っている。
10代の頃甲斐バンドに夢中だった僕はこの選曲に胸を打たれた。
90年代以降、僕らは同じような曲に胸震わせて生きてきたという事実を知ることが出来たからだ。

甲斐よしひろは今回選んだ10曲がとても好きなのだと思う。
でなけりゃこんな有名な曲ばかり歌わない(たぶん)。
甲斐よしひろが自分の大好きな曲と同じ曲が好きだということを知り、僕は今、甲斐バンドが好きだったことをあらためて確認し、そして納得した。
共通する認識が僕と甲斐よしひろの中にあるのだ。


自分が好きになった女性と共通認識が発見できた時、とても幸せな気持ちになれる。
それが感性に近い部分だったらなおさらだ。
この曲のあのギターが好き、あいつのあのクセが嫌い、休日の午後に窓越しに聴こえる雨の音に物悲しさと妙な居心地のよさを感じる、ソフトバンクのCMが不愉快、町工場の匂いに懐かしさを感じる、とかなんでもいいのだが、具体的な何かに対する感性の共通認識が確認できた時、僕はその人との間に(勝手ながら)強い絆を感じてしまう。
そしてその瞬間、とても感動してしまう。
それこそが、人と人が出会うことの喜びなんだろうと思う。

僕は、共通する感性が恋人同士には必要だと思っている。
価値観だという人もいる。
もちろんそれも大事だし、そもそも価値観と感性は近いところにある。
でも感性の方が説明出来ない分、やっかいであり、やっかいだからこそ重要なのではないだろうか、ということを考えた場合は特に。


なんてことをぼんやり考える僕は、残業代や様々な手当て、消化できる有給休暇などに恵まれた企業で働いている人を恨めしく思う。













この記事へのコメント

まり
2006年12月26日 21:11
ソフトバンクのCMが不愉快というところに共感(;^_^A娘もあれは イジメだよね~といってました。
2006年12月26日 23:13
 興味深い選曲ですね!センスも良い。甲斐よしひろがカヴァーする名曲の数々を是非聴いてみたいですね!
2006年12月27日 00:25
>まりさん

あのCMをGOした担当者の考えが分らん。
批判あると思わんかったんかな~
読み甘すぎ。
僕はあんなCM観ると意地でもソフトバンクにはせんとこ、と思っちゃいます。
2006年12月27日 00:27
>あきらさん

「色彩のブルース」が一番難しいと思うのですが、どう料理してくれるか楽しみです。
ジョージ―ポージー
2006年12月27日 20:39
>具体的な何かに対する感性の共通認識が確認できた時、僕はその人との間に(勝手ながら)強い絆を感じてしまう。
そしてその瞬間、とても感動してしまう。
それこそが、人と人が出会うことの喜びなんだろうと思う。

同感です。共感が生まれたときや、自分のことを理解してもらったり、相手のことを理解できたときに、幸せだと感じたり人を好きになったりします。

誰かとの強い絆を感じていないと、生きていけませんね~、私は。へこみやすい性格なので・・・
2006年12月27日 20:49
M「05」~M「10」が興味深いです。中でも「色彩のブルース」は本当にどうなるんだろう?ワクワクドキドキ…!
2006年12月28日 02:03
>ジョージーポージーさん

僕もへこみやすい性格なんですよ。
絆、欲しいですよね。
2006年12月28日 02:05
>あきらさん

期待以上の作品であって欲しいですよね。
実はかなり期待しています。
2006年12月28日 22:48
自分の超スローペースなブログに比べて、名盤!さんのブログは、頻繁に更新されているので、
コメントしようと思っているうちに、記事がいつのまにか彼方へ行ってしまっています。
追いついた。(^_^;)

甲斐さんの「翼あるもの」のユエの流れが好きで、時々口ずさんでいます。
最近の甲斐さんはご無沙汰していますが、これは久しぶりに購入しようかナ。(^^)

因みに、私も凹み易い性格ですが、人に先に凹まれるとつい強くなってしまいます。
それでこんなに強くなってしまいました。(-_-;)
2006年12月28日 23:14
>ことのさん

僕の周りにはあまりへこみやすい人いないんですよね。
そもそも、周りからはへこみやすい性格とは思われていないようです、僕は。。
yumi
2007年04月05日 13:40
>共通する感性が恋人同士には必要だ

そのとおりですね、そして、クロスしたと感じたらチャンスを逃さないこと。。
私は、好きな人がが与えてくれたプレゼントだから、どんな嘘があってもこの人を大切にしていきたいです。リスクばかり考えている人には共感する人は現れないのは事実です。でもこれは私のかんがえですから。一人っていうことを継続することもまた素敵なことだと思っています。きっと、物事にはそれぞれに意味があって、人生はそれぞれにすばらしい。そう考えています。春も光りもすべては人の上に平等ですね。ケセラセラ~♪ 
自分を楽しむ、それが原点だとこのごろ
重いまずよ、先輩。
2007年04月06日 03:49
>yumiさん

自分を楽しみたいのですが、なかなか・・・・
でも頑張って楽しみます ?

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