ボニーピンク『evil and flowers』

ノロ・ウィルスが猛威を振るっており、特に大阪ではそれが顕著だという。
胃腸が弱くて小心者の僕は寿司でも食いに行きたいな~、と思いながらもついつい生ものを控えてしまう。
手洗いもマメにしている。
指摘している人もいるが、今後最も警戒しなければならない人類の敵はウィルスではないだろうか。


さて今年はボニーピンクのベスト盤が驚きの大ヒットとなったが、昔から彼女を聴いてきた人にしたら、何を今ごろ、って感じだろう。
僕もその一人。
デビューからずっと彼女は良質のポップソングを量産してきたのだ。

以前から聴いていた僕が偉くて、最近聴き始めた人がダメ、ってことではない。
いい音楽でも、それを耳にする機会がないことなんてよくある。
当たり前のはなしだ。
音楽評論家じゃないんだから。

ただベスト盤を聴いてボニーピンクの音楽が気に入ったなら、ぜひ過去のオリジナル・アルバムに遡って聴いて欲しい。

彼女のオリジナル・アルバムはこれまで8作リリースされているが、その中で僕が最もオススメしたいのは3作目(98年発売)となる『evil and flowers』。
プロデュースはカーディガンズ等を手掛けたスウェーデンのトーレ・ヨハンソン。

evil and flowersevil and flowers
Bonnie Pink トーレ・ヨハンソン

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窓の向こうの曇り空を観ながら紅茶をすする午後、といった印象を僕はこのアルバムに対しもっている。
UK系のシンガーソング・ライター風な、シンプルで少し陰を感じさせる作品だ。
どの曲も良いが、特にアルバム・タイトル曲「evil and flowers」は珠玉の出来。
このアルバムこそが、彼女の音楽的本質だと僕は思っているのだがどうだろうか。


ここまで書いたのを読み返して思ったのだが、

別にベスト盤だけでもいいじゃないかって気がしてきた。

僕もベスト盤だけで満足して、そのアーティストのオリジナル作まで踏み込まないことなんていくらでもあるから。。


とはいえ、どのアーティストの場合でもそうだが、ベスト盤に入ってない曲でとてもいい曲があったりするのはよくあること。
これは紛れもない事実だ。
『evil and flowers』収録曲なら「He」とか「Quiet Life」などがそう。


前言撤回。

やっぱり、ベスト盤聴いて気に入ったらオリジナル作に進むことをオススメ!


新たに出会った人に好意をもってしまったら、再度会ってもっとその人のことを知りたいと思うでしょ。
そしてそこから、とても素晴らしい恋が始まることだってあるのだから。


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この記事へのコメント

ぷくちゃん
2006年12月24日 15:16
>やっぱり、ベスト盤聴いて気に入ったらオリジナル作に進むことをオススメ!

あの・・・どちらがお奨めなのでしょうか・・・

ところでこの人、日本人なのですか?歌っているところも何も見たことがありません。正直ボア(←表記が違っていると思う)と勘違いして記事を読んでいました。借りて聴いてみます。
2006年12月24日 22:59
>ぷくちゃんさん

>あの・・・どちらがお奨めなのでしょうか

両方聴いてくださいな。
良いですよ、かなり。
ちなみに彼女は浅田かおりという京都出身の人です。
あきら
2006年12月25日 23:43
 メリー・クリスマス!
僕もボニピンは邦楽の中でも数少ない一押しですね、昔っから!『evil and flowers』、サイコーです。基本的に初期~中期の彼女の作品が好きですね。あと、ジョージ・マーティンのコンピアルバムにビートルズの“Blackbird”で参加してますが、これも珠玉の賜物です。イチファンとしては今の彼女の盛り上げ方は確かに何を今更…って感じですね!彼女だけはそんな音楽ビジネスの本性に屈する事がない事を祈ります。
2006年12月26日 21:00
>あきらさん

いわゆる売れセンの音楽ではないと思うのですが、売れてしまいました。
ねばり勝ちですかね。
単純に良かったと思います。
次回作が楽しみですね。

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