ミスター・チルドレン


ミスター・チルドレンの歌が好きだ。ソングライターである、桜井和寿の歌はとても正直だと思う。
彼の想いが赤裸々に、というかあまりにも無防備なまま単純に表現されている。美しいメロディーと、時に苦しげな歌声とともに。
そんなミスター・チルドレンには数々の名曲があるのだが、中にはシングルのカップリングのみの収録で、あまり世間的には知られていないものもある。
その中から、シングル『口笛』のカップリングに収められている「Heavenly Kiss」を紹介したい。
ソウル・テイストのアレンジに乗る、心地良いラブソングなのだが、そこで歌われるのは、付き合い始めてから長い時間がたったカップル、もしくは一緒に暮らしている(結婚?)カップルの、倦怠期における愛しかただ。


 先週から続いてる 妙にすれ違ってる/鈍感な俺 にだってわかるさ
 オープンテラスのテーブル 食事中の会話もはずんでない
 
 こんがらがった知恵の輪 誰のせいでもありゃしない
 このまま錆びついていっちゃうのかなあ


付き合い始めたころは、何故だか同じ空気を吸ってるだけで幸せである。
本来なら嫌に思うところさえ、愛しく感じられてしまう、何故だか。
でも時間が経つにつれ、そんなマジックは消えてしまう。最初から、何事も無かったかのように。
そして相手のことを、機能的な面から客観的に見るようになってくる。まるで仕事のパートナーを見るような視点で。
確かに機能的な恋人は良いだろう。なんといっても便利だ。でも利便性では恋心なんて芽生えない。
いつからか、恋心は無用なものになってしまっているのだ。
出会ったころ、相手に惹かれたのは機能的な利便性ではないはずなのに。
付き合う時間が長くなるにつれ、新たな魅力にも気付いたはずだ。
それなのに・・・・


 化けの皮を剥いだ 君を愛せるのは そう俺ぐらいなもんさ
 
 Shall we heavenly kiss 言葉を超えてKiss
 腑に落ちなくたっていいじゃないか
 長すぎず 優しすぎぬKiss
 ちょっと幻想に漂って
 出会いの日の二人以上に強い
 想いが 煌めきが この一瞬で甦る
 Heavenly Kiss


恋人の、機能的でない部分にこそ、魅力がひそんでいる。そこを愛することが出来るためのKiss。それこそがHeavenly Kissなのだ。




B-SIDEB-SIDE
桜井和寿 Mr.Children

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この記事へのコメント

ムキ
2005年11月24日 15:47
良いですよねーミスチル
2005年11月24日 21:43
>ムキさん

好きですミスチル。
なんか桜井くんには、親近感を感じます。

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