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zoom RSS ローリング・ストーンズは懐メロ・バンドか!? 〜ミッドナイト・ランブラー

<<   作成日時 : 2017/03/05 21:10   >>

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ローリング・ストーンズが今月末2つのライヴ映像作品をリリースする。
ひとつは1990年初来日時の東京ドーム公演より2月24日のステージの模様(以前リリースされていたのは2月26日公演分)、もうひとつは1995年のパリはオランピア劇場でのステージの模様(『トータリー・ストリップド』のTシャツ付き完全限定盤ボックス及びスーパー・プレミアム・ボックスにのみ含まれていたものの単独商品化)を収めた作品である。

ザ・ローリング・ストーンズ『フロム・ザ・ヴォルト・エクストラ~ライヴ・イン・ジャパン - トーキョー・ドーム 1990.2.24(DVD)』+『ライヴ・アット・ザ・トーキョー・ドーム1990(DVD+ボーナスDVD)』【1000セット限定スリーヴ付き(日本地域限定発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入/ボブ・クリアマウンテン・ミックス)】ザ・ローリング・ストーンズ『フロム・ザ・ヴォルト・エクストラ~ライヴ・イン・ジャパン - トーキョー・ドーム 1990.2.24(DVD)』+『ライヴ・アット・ザ・トーキョー・ドーム1990(DVD+ボーナスDVD)』【1000セット限定スリーヴ付き(日本地域限定発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入/ボブ・クリアマウンテン・ミックス)】

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ザ・ローリング・ストーンズ『トータリー・ストリップド~ライヴ・アット・オランピア・パリ 1995.07.03』【初回限定盤SD-Blu-ray+2CD(日本限定単体発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入)】ザ・ローリング・ストーンズ『トータリー・ストリップド~ライヴ・アット・オランピア・パリ 1995.07.03』【初回限定盤SD-Blu-ray+2CD(日本限定単体発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入)】

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アーカイヴ・ビジネスに力を入れるストーンズ(ミック?)、そして代表曲ばかりを演奏し続けるセット・リスト、そんな昨今のストーンズに、彼らももはや懐メロ・バンドじゃないか!、という人もいたりする。

確かに1989年のツアー以降、基本的なストーンズのセットリストは変わっていない。
代表曲、大会場映えする曲中心の選曲。
そして免罪符のように合間にレアな曲を数曲挟む。
昔の代表曲ばかり演っている=懐メロバンド、ではないと思う。
まず(といっても20年以上も前の話であるが)89年からのツアーと、次の94年からのツアーでは音が大幅に変わった。
前回のキーボードが目立ち、ギターによるグルーヴが影を潜めてしまい(実はガッカリだった初来日公演)気持ちよく身体が反応できなかった(初来日という目の前の現実に興奮したけど)サウンドとは異なり、ギターを中心に泥臭いグルーヴが復活した。
それは大きな変化だった。
その後はツアー毎に小さな変化を加えながら今に至っている。
とはいえツアーは基本その時からの路線のまま続いている。
だが重要なのは演奏される楽曲が、グルーヴが、パフォーマンスが、時代の音として鳴り響くかどうかである。
セットリストが変わり映えしないだけでは語れないことがたくさんある(さすがにそろそろ劇的な変化も期待したいのだけど)。
確かにキースは以前よりヨレている。
ミックは元気だし、チャーリーも頑張ってるけど、一時よりは改善したがロニーは1975〜82のツアーと比べると、音楽的貢献度は随分低くなっている。
それでもまだまだ、キースの調子が良く、うまくみんなの調和が取れた日は、素晴らしいあのストーンズのグルーヴがその姿を現す。
そんなストーンズはまだまだ最強のロックバンドである。
打率は低くなってきているけど。
でも、もともと波のあるバンドだしストーンズは。



昨年キューバで行われたライヴの模様を収めた映像作品『ハバナムーン』を観た。
2012年から始まった結成50周年にまつわるツアーから昨年の南米ツアーにキューバ公演、そしてデザート・トリップにベガスでのライヴまでセットリストは基本的には同じ。
2014年 のツアーまではゲストとしてミック・テイラーが参加していた。
彼のギターは「ミッドナイトランブラー」にて、最近のストーンズに欠けていたメロディックでブルージーなフレーズを響かせた。
1972.3年のツアーが最も好きな僕にとっては待ってましたのステージであった。
なので2014年3月の東京ドームでの来日公演は、たまらなく興奮した。

そして『ハバナムーン』。
「ミッドナイト・ランブラー」を演奏するステージにミックテイラーの姿はない。
ギタリストはロニーとキースだけである。
これまでも幾度となく、キース&ロニーによる「ミッドナイト・ランブラー」はプレイされてきた。
その演奏を聴くたび、僕はミックテイラーの不在を感じさせられていた。
少なくとも「ミッドナイト・ランブラー」という曲において、ミックテイラーのギターはなくてはならないものだとずっと感じていた。
2014年の来日公演で実際にミック・テイラーのギターによる「ミッドナイト・ランブラー」を体験して、その思いはさらに強くなっていた。
『ハバナムーン』を観るまでは。

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結論から言うが、ロニーとキースによる『ハバナムーン』での「ミッドナイト・ランブラー」は凄く良い。
これまでのとはまた違う、新しいグルーヴの「ミッドナイト・ランブラー」が誕生しているのだ。
ミック・テイラーとの演奏とも、これまでのロニー&キースによる演奏とも違う、新たな「ミッドナイト・ランブラー」だった。
キースは自身のドキュメンタリー『キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス』で言っていた、「人は墓に入るまで成長し続けるのさ」「ゴールはないんだ」。



まさにそれを実証しているのである。
僕は思わず泣きそうになってしまった。
誰だ、ストーンズが懐メロバンドなんて言った奴は!?

ストーンズは今も変わらず進化しロールし続けているのである。
僅かにテンポを落としているのは近年のストーンズの傾向なのだが(曲によっては落としすぎだと感じる曲も正直ある)、それがいい具合に作用している最新ヴァージョン。
大きくアレンジが変わったわけではない。
基本的にはほぼ同じである。
しかしi微妙にというぐらいかもしれないが、明らかにグルーヴは変わった。
ロニーのギター・ソロがまた良い!
以前のミックテイラー参加のヴァージョンと比べるとより滑らかになっている。
ハードなスリリングさではミック・テイラー版には(72.3年ヴァージョンと比べれば特に)劣るかもしれない、しかしロニーとキースによる2016年ヴァージョンの滑らかな(しかし泥臭さは消えていない)グルーヴは、彼らがこの年齢になってやっと辿り着いたものなのかもしれない。
とにかく、最高に気持ちいい!!

もう一回言わせてもらうが、ストーンズは今も進化しロールし続けている。
僕は今も、今のストーンズの大ファンであることを誇りに思う。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
最後はブルースバンドとして終わるような予感をしてましたけど20年前?
この金切り声のようなギターリフともったりした複雑なリズムでいくとは思わなかったな ブルースでもなくハードコアパンクのようでもあり ロックであるがリズムはブルーステンポ
固有の起源がないことを自覚した民族がロックミュージシャンだという文を読んだことがあるが そんな感じ
ミックがオカマポップスをやってたのも納得してた
るーさ
2017/03/06 11:30
るーささん

キース中心ならブルースバンドという道もあったでしょうけど、ミックが元気なうちはそうはならないでしょうね。
名盤!
2017/03/08 23:16

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